フランクミュラーの歴史

フランクミュラーの歴史

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フランクミュラーの歴史特徴的なダイヤルの表記とビビットな配色が特徴的な「フランク・ミュラー」。 1990年代に創業した新興メーカーでありながら、瞬く間に世界中で人気を博しました。 今回は、フランクミュラーの歴史を振り返りつつ、ブランドの魅力を解説していきたいと思います。

歴史

ブレゲの再来!?20世紀の天才時計師

1958年に誕生したフランクミュラーは時計産業の盛んなスイス、ヌーシャテル州ラ・ショー ド フォンで生を受けました。幼少期から骨董品や機械式時計に高い関心を持っていたといわれています。 1975年、ジュネーブ時計学校に入学し才能の片鱗を見せます。通常3年かかると言われている履修科目を1年で完了させ、首席で卒業を果たします。 時計学校の卒業試験ではロレックスの部品を一からくみ上げていき完成させるというものだそうですが、フランク・ミュラーはくみ上げるだけでなく、そのパーツにモジュールを追加し永久カレンダー付け足してしまうという離れ業をやってのけるなど、在学中からその技術力の高さは時計業界で有名なものでした。

独立時計師として、世界初の技術を次々と発表

天才的な技術力のあったフランクミュラー、当然有名メーカーからの数多の誘いがありましたが、メーカーには属さず独立時計師としてキャリアをスタートさせます。大手メーカーから修理依頼など様々な業務に携わり経験を積んだのち、1986年に数人の時計師と共に時計工房を構えます。以降、オリジナル時計の制作に本格的に取り組んでいきますが、特にこだわったのが「トゥールビヨン」の技術開発です。 時計の精度に大きく影響するトゥールビヨンですが、業界では3大複雑機構(パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーター、トゥールビヨン)に数えられるほど、高い技術力を要します。 しかしながら、1986年に「ジャンピングアワー機能付きトゥールビヨン」翌年には2つの複雑機構を組み込んだ「トゥールビヨン、ミニッツリピーター」、1989年には別の複雑機構を組み合わせた「トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダー」と世界初の技術を次々と発表し「ブレゲの再来」と称されるほど、時計界に衝撃を与えます。

時計ブランド「フランク・ミュラー」の誕生

1992年、ジュネーブで宝石商を営んでいたヴァルタン・シルマケスと共同経営の形で「テクノウォッチ」を設立し時計ブランド「フランク・ミュラー」をスタートさせます。同年、ブランドの顔となる「トノウカーベックス」を発表。個性的なトノウ型(樽型)のケースフォルムにオリジナルフォント「ビザン数字」を配したデザインは大きな話題となり、世界中で大ヒットしました。 1998年、社名を「フランク・ミュラー・ウォッチランド」に変更。他の時計メーカーや宝飾品メーカーなど数社による企業グループを形成し、会社を発展させていきます。 2006年にフランクミュラーはCEOの座を降り、時計技術の研究開発に専念していきます。

モデル一例

フランクミュラーが発表しているモデルはケース、デザイン、機能、の組合わせによって数多く発表されているため、ここではその一部を紹介します。

トノウカーベックス

1992年のブランド創設と共に誕生した代表的なモデル。名前の由来はフランス語で「樽」を表すトノウと手首に沿って「湾曲した形状」を指すカーベックスからきている。文字盤に大胆に配置された「ビザン数字」と手首に沿うように湾曲した独特のケースは一目でフランクミュラーと分かるほど、象徴的なデザイン。 ブランドが躍進を遂げたのは1994年に発表された波及モデルの「カサブランカ」がベーシックモデルとして安価で登場し世界中で人気を博した為です。 モデル名:トノウ カーベックス25th Ref:2851S6LTD25TH 参照元:フランクミュラー公式サイト

ロングアイランド

トノウカーベックスと一、二を争う程の人気モデル。レクタンギュラー型(長方形)のケースと1920年~1930年に流行したノヴェチェントスタイルをフランクミュラー独自の解釈で現代的にアレンジしたクラシカルなデザインが特徴。クラシカルなデザインながらカラーバリエーションが豊富で様々なシーンに適応できる。 トノーカーベックスと同じようにケースが手首に沿うように湾曲してるので、着け心地が良く、手首が細くても似合うデザイン。 名前の由来はアメリカ、ニューヨーク南東部にある島「ロング・アイランド」で優雅に休日を過ごす富裕層の情景にインスパイアされたため。 波及モデルに正方形のスクエアケースを採用した「マスタースクエア」がある。 モデル名:ロングアイランド レリーフ Ref:1150SCDTRELSTG AC 参照元:フランクミュラー公式サイト

ヴァンガード

2014年に発表された最新モデル。ヴァンガードとは「先駆者」という意味。特徴はラグを廃したブレスレット一体型のケースでトノーカーベックスに比べてより横方向の丸みが協調された分厚いデザインとなっている。メンズモデルに限っては伝統のビザン数字でなく、ヴァンガードの為に新たにデザインされた直線的で立体的なダイヤルが採用され、ラインナップ中最もスポーティな印象を与えるモデルとなっている。 モデル名:ヴァンガード Ref:V45SCDT ACNR 参照元:フランクミュラー公式サイト

主な機能&デザイン

クレイジーアワーズ

従来の時刻表示のルールにはのっとっていないランダムに配置されたダイヤルの仕様。時間に縛られない自由を表現するために2003年に発表された。 通常の時計は12時から時計回りに時間が徐々に経過していくものだが、クレイジーアワーズに関してはインデックスの数字がランダムに配置されている為、時刻が変わるたびに次の時刻に瞬時にジャンプするような動作を見せる。 この技術は「ジャンピングアワー」と呼ばれる機構の応用で以前から存在していた機能である。しかし、ラインナップに加えられるほど安定した品質で作ることが出来るのはフランクミュラーの技術力があってこそである。 「時間を知る」という時計の在り方を根本から覆すようなコンセプトの機能であるので、実用性は乏しいと言わざるを得ないがアート作品と考えると天才時計師フランクミュラーの真骨頂ともいうべき機能。 モデル名:トノウ カーベックスクレイジー アワーズ Ref:7851CH 参照元:フランクミュラー公式サイト

カラードリーム

インデックスがマルチカラーになっている仕様。フランクミュラー自身が休暇を過ごしていた、マリンリゾート地で屈託のない笑顔ではしゃぐ子供たちにインスパイアされ考案した。クラシカルでドレッシーなイメージのフランクミュラーの時計であるが、ダイヤルがマルチカラーに彩られるだけで品のある遊び心を演出することができる傑作と呼べるようなデザインである。 腕時計は比較的落ち着いたデザインが多いため、カラフルな文字盤は良く目立ち、ブランドの認知を向上させた側面もある。 モデル名:ロングアイランドビーレトログラード セコンドカラードリーム Ref:1100DSRCOLDREAM 参照元:フランクミュラー公式サイト

フランクミュラーの主なできごと

1986年スイスのジェクス地方にある静かな村、ジャントゥの伝統的な美しさに魅せられこの地に高級時計のブランド設立を決意し本拠地を構える。
1989年リバース・トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー発表。
1992年フランク・ミュラー・ウォッチブランド社創立。
1993年キャリバー93発表。翌年にはキャリバー94を発表。その後も連続で新しいムーブメントを開発、発表していく。
1996年マスターバンカー発表。
1997年エンデュランス24、コンキスタドール発表。
1998年当時世界最小のトゥールビヨンムーブメントの開発に成功。
2000年ヴェガス発表。
2002年トゥールビヨンレボリューション発表。翌年、翌々年にトゥールビヨンレボリューション2,3と連続で発表する。
2005年マスタースクエアを発表。
2014年ジャントゥにおいて新しい時計製作を続けている。

フランク・ミュラーの買取相場は?

人気ブランドであるフランクミュラーは高額査定が期待できるモデルが多数ございます。 弊社ではフランクミュラーの買取実績が豊富にございますので、買取をお考えの方は下記買取表を参照してみて下さい。 フランク・ミュラー買取バナー 時計を少しでも高く売るために...「時計を高く売るためのコツ」をチェック!

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