時計店スタッフが選ぶ時計は高く売れるのか。 | 時計買取.biz|おすすめの『最大10社一括査定』 - Part 2

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時計店スタッフが選ぶ時計は高く売れるのか。

時計店スタッフが選ぶ時計は高く売れるのか。

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オーデマピゲ ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.01 ロイヤルオークはかの有名な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタ氏が初めてデザインの全てを任された時計として知られており、そのデザインの美しさからステンレス製の時計が高級時計として世界で初めて認められてしまった、歴史を変えたと言っても過言ではないモデルです。 そして、パテックフィリップ ノーチラスのデザインもジェラルド・ジェンタ氏。 確かにそのデザイン性には共通のものを感じさせます。 この3本は、世界3大時計メーカーそれぞれの代表的なスポーツモデルです。どれも雲上ブランドですが、ノーチラス5711の販売価格は700万円前後、ロイヤルオーク15300STは230万円前後なのに対しオーバーシーズ47040は120万円前後とダントツでリーズナブルですので狙いやすいかもしれません。 それでは私の愛用の、47040/B01A-9093は今いくらほどで売れるのか、相場を調べてみました。 (2020年3月末時点の相場です) 推定買取査定額 80万円 過去の相場も調べてみてどのように推移してきたかを見てみましょう。 2017年夏ごろ 75万円前後 2016年夏ごろ 75万円前後 2015年春ごろ 90万円前後 2014年春ごろ 80万円前後 弊社の買取実績をもとに算出しましたが、多少の変動はコンディションの差によるものの範囲内です。裏蓋のダイナミックなアメリゴ・ヴェスプッチ帆船とは打って変わって凪のように静かな大安定。面白みのない結果となってしまい申し訳ございません… ですがそれは、価格の暴落も起こしにくい安定した人気を維持している時計だという証拠でもありますのできっと買って後悔することのない時計でしょう。私も後悔は一切していません! 対するライバル達の動向はどうでしょうか。 パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-010 買取相場 2019年冬ごろ 6,000,000円前後 2018年秋ごろ 4,500,000円前後 2016年春ごろ 2,500,000円前後 2014年春ごろ 2,000,000円前後 さすがのノーチラスです。この値上がり率の高さは時計業界の中でも一際目立ちます。ただ、もともと流通量も少なく、昨今のコロナショックの影響でやや下がっていることは予想されます。今年の夏ごろには最新の相場観も固まってくるのではないでしょうか。 オーデマピゲ ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.01 買取相場 2020年 年初 180万円前後 2018年冬ごろ 150万円前後 2017年夏ごろ 100万円前後 こちらもノーチラスほどではないですがかなり上昇しています。 2017年ごろには店頭で販売していた価格が現在の買取価格より安かったことを私もよく覚えています。 ロイヤルオークもコロナショックの影響を受けて買取相場は下がるのか、まだ判断が難しいところではありますがノーチラスほどのプレミア価格にはなっていなかったため、下がったとしてもその幅は少ないように予想されます。こちらもはっきりとした答えが出るのは夏ごろでしょうか。 という訳で、「スタッフの時計は高く売れるのか!?」オーバーシーズは可もなく不可もなく、といった結論に落ち着いてしまいました。それでも購入価格の7割近い数字ですので「高く売れる時計だ」と私は言いたいと思います。リセールバリューとしては時計全体の中で最高ではありませんが、手堅いところなのは間違いありません。そして何より所有していて満足感が高く、着け心地も視認性の良さも文句なしです。

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