2019.8.19

複雑機構を簡単に。パテックフィリップのこだわり。

世界最高と謳われる時計メーカーの頂点、パテックフィリップ。
様々な複雑機構が賞賛されていますが今回はその中の一つ、ワールドタイムをご紹介します。

ワールドタイムと言えば自国の時間と外国の時間が同時に把握できる機能で、様々なメーカーが制作している機構ですが、やはりパテックフィリップは格が違います。

文字盤には24の都市名が記載されていて、東京は何時、ロンドンは何時、と明確に時間を知ることができます。
そして操作方法は10時位置に付いたボタンを押すのみ。
同社はこのような、「悩まず簡単に使える」という点を重要視していますがこれはまさにその究極です。

一度理解してしまえば本当に簡単で、世界一わかりやすいワールドタイム機能だと思いますのでその使い方をご案内します。

私は今東京にいますので東京の時間を知りたいと思います。
現在の東京が18時だとします。
まずは10時位置のボタン押すと都市名が記載された外周部と短針が回転します。そのまま「TOKYO」の文字を12時位置に移動させます。
そしてリューズを回し時刻を18時に合わせます。
このとき、都市名の内側に記載された24時間表示のメモリも回転しますので、TOKYOの下に6ではなく18が来るようにしてください。
するとLONDONの文字の下には9が来ます。ロンドンは現在9時であることを表します。

さらに、私がロンドンに来たとします。
そのときは、10時位置のボタンをLONDONが12時位置に来るまで押します。
すると自然と時計は9時になり、TOKYOの下は18となります。
このときリューズ操作は不要です。

つまり、一度時間を合わせるとその後の余計は操作は不要。
自分が今いる都市名が頂点に来るまでボタンを押せば良いだけなのです。
本当に完成度が高すぎて何も言えません。

ただ、海外ではサマータイムを導入している国が多いのですが、このサマータイムには対応していません。この点に関しては、「ボタンを押すだけ。それ以外のことは何もしない」という操作性の分かりやすさを優先した結果なのだと思われます。
1930年代からワールドタイムを作ってきたパテックフィリップの完成形とも言えるこのモデル。
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