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- ☑ ロレックスなぜ人気なの?
- ☑ デイトナやサブマリーナなど、シリーズの違いがわからない
- ☑ 買取に出すときも高く売れる?
ロレックスの人気の理由3つ
まずは、ロレックスが愛される理由を3つ提示します。- ①信頼性の高い高品質な時計の造り
- ②シンプルで飽きがこないデザイン
- ③資産価値が高い
①信頼性の高い高品質な時計の造り
ロレックスは1905年にロンドンの会社で誕生しました。 1900年代はまだ懐中時計が主流で使われていましたが、ロレックスはあえて腕時計の開発に力を注ぎました。 腕時計の開発に熱心だったロレックスは、時計の歴史の名誉とも言える「3大発明」を成し遂げます。【3大発明その1】オイスターケース
出典元:ロレックス ロレックスは1926年、世界初の腕時計用の防水ケース「オイスター」を発明しました。 発明したオイスターはベゼルと裏蓋、リューズがミドルケースにねじ込まれた特許取得のシステムを兼ね揃え、それまでの「水に弱い」「壊れやすい」という時計の概念に革命を起こした大発明でした。 次の年の1927年、イギリス人スイマーが、オイスターを着用してイギリス海峡を10時間以上かけて泳いで渡りました。 時計は長時間水中にあったにもかかわらず、完璧に動き続けていたそうです。 このような事もあり、ロレックスの時計の信頼性・高性能な造りが知れ渡り始めます。 現在でもオイスターケースは防水性と堅牢性の象徴であり、デザイン性と機能性を見事に融合させています。【3大発明その2】パーペチュアル
オイスターケースを発明して4年後の1931年。 わずか4年で2つ目の大発明を果たします。 2つ目の大発明は、ゼンマイを巻く必要がない自動巻き機構「パーペチュアル」です。 当時はまだまだ手巻き時計が主流でありましたが、定期的にゼンマイを巻かなければいけない事が手間と感じる人も少なくありませんでした。 ロレックスもオイスターケースを発明したものの、発明当時はまだ手巻き時計だったため、ゼンマイを巻く時にどうしても水や埃が入ってしまっていました。 そこで4年をかけて発明されたのが「パーペチュアル」です! ゼンマイを手動で巻く必要がなくなり、現在の多くの自動巻き腕時計の原点となる発明となりました。【3大発明その3】デイトジャスト
1945年、3つ目に発明したのはカレンダー機能「デイトジャスト」。ダイアルの3時付近の小窓に日付を表示する初の自動巻腕時計が誕生しました。 この頃、日付機能のある腕時計は発売されていたものの、時刻の文字盤の外側に日数を細かく刻みこまれ、そこへ針が日にちを指すような造りでした。 ロレックスのデイトジャストは、小窓に当日の日にちだけ表示されるので把握しやすく、0時ピッタリに日にちが変わるという高機能も、当時では衝撃的な発明でした。 デイトジャストの評判はあっという間に世に知れ渡り、当初は男性用だけであったデイトジャストも、発売から10年の間に女性用モデルも次々と発表されていきました。 早くから時計の未来を先取りし、性能の強化・発明に挑戦し続けた結果、ロレックスの今の地位があると言えます。
②シンプルで飽きがこないデザイン
創業から100年もの歴史を刻んできたロレックスですが、デザインは大きく変わることはなく、シンプルで実用性のあるデザインを大切にしています。 これはロレックスの時計造りで大事にしている要素が関係してきています。 それは「堅牢制」です。 「機械だから壊れやすい」「衝撃に弱い」と、時計のイメージを覆さんとばかりに、とにかく「丈夫さ」を高めるために先程の3大発明を成し遂げたりと開発を進めてきました。 ロレックスの時計は「堅牢制」を重視した時計造りを軸にしているので、故障のリスクが多い複雑機構(トゥールビヨンなど)は極力入れず、最低限で高性能・実用性のある時計を作り続けています。 故に、デザインも無駄な装飾がなく、実にシンプル。 視認性を重視したダイヤルのデザインなどと、「実用性」への意識がとても高いです。 その「実用性」を重視した意識がデザインにも表れ、使用者にも飽きを感じさせず愛され続ける要因なのだと思います。③資産価値が高い
人気ブランドロレックスの時計は、中古でも価値が下がりずらく、ものによっては購入した時よりも売った時のほうが高くなるケースもあったりと、資産価値が高いブランド時計です。 価値が変動しないため、家宝として受け継がれていくアイテムとして購入するのも良いでしょう。売りに出すならどのタイミング?
ヴィンテージロレックス時計は、ロレックスの歴史の象徴そのものであり、コレクターにはたまらない代物です。 ヴィンテージに関してはいつでも高価買取が狙えますが、売りに出すお店選びだけは慎重にしたほうが良いでしょう。詳しくはこちらページをご覧ください。
新モデルが発売されたタイミングは旧盤が高く売れる傾向があり、そのタイミングで時計を買い替える方も多いです。 ですが、ロレックスの時計は常に人気商品ですしなかなか値崩れはしないので、「売りたい!」と思ったタイミングで売りに出しても問題はないでしょう。
ロレックスの時計を高く売るためには
高い買取を狙うのであれば、できるだけ多くのお店を回り、納得のいく最高査定金額が出たらそのお店で売りに出すのが良いでしょう。 お店回りが面倒だという方には、ロレックスの買取に強い10社を選定し査定に出せる『最大10社一括査定』がオススメです。 お店を探す時間・労力・コストが全て省けて査定に出せるのでお手軽です。ロレックスの年表
1905年 | ロレックスは、ハンス・ウィルスドルフ氏が、ロンドンに設立したウィルスドルフ&デイビス社から始まった。 |
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1908年 | 当初はスイスの時計メーカーと提携して輸入販売が目的であった。その後ラショー・ド・フォンに事務所を開設し、「ロレックス」を商標登録した。当時は懐中時計が主流であったが、ロレックスはあえて腕時計の開発に挑戦してきた結果が今のロレックスを物語る。 |
1910年 | 腕時計初となる厳しい精度検定を受けたクロノメーターを取得する。 |
1926年 | ロレックス3大発明の一つである完全防水ケースの「オイスターケース」が完成し特許を得る。 |
1931年 | 現在の自動巻き時計の先駆けといえる「パーペチュアル」が完成する。パーペチュアルとはゼンマイを一定の張力に保つことで精度を維持するローターメカニズムでありロレックスの特許である。 |
1945年 | かの有名な文字盤に日付が表示された「デイトジャスト」機構を発表する。 |
1953年 | エベレスト初登頂に成功した遠征隊に携帯された腕時計としてエクスプローラーが紹介された。さらに世界初となるダイバー用腕時計としてサブマリーナーが発表される。 |
1954年 | 地球上の2つの時刻を同時に読み取れるGMTマスターを発表する。 |
1956年 | 日付の他に曜日表示されたデイデイトを新たに完成させる。 |
1960年 | 特殊モデルがアメリカ海軍の深海潜水艇バチスカーフ、トリエステの外側に取り付けられ、世界一深いマリアナ海溝チャレンジャー海淵最深部に到達した。 |
1961年 | クロノグラフ機能を備えた「コスモグラフ・デイトナ」を発売する。 |
1971年 | ロレックス初となる深海610mまでの防水が保証された「シードウェラー」を発売。その特徴は飽和潜水用のガスエスケープバルブが装着されている。また、太陽の光が届かない場所でも昼夜の判別ができるように、24時間表示機能を備えた「エクスプローラーⅡ」を発売。 |
1992年 | すべてのスポーツモデルの良い特徴を備えたヨットマスターを発売。 |
1983年 | GMTマスターⅠの機能に加えて、短針が独立して稼働する「GMTマスターⅡ」を発売。この短針が独立して稼働する機能と、回転ベゼル機能を使って、最大3つのタイムゾーンを把握することが可能になった。 |
1992年 | ヨットマスターを発売。リゾートで優雅にヨットを楽しむ、セレブをターゲットに開発された。 |
1994年 | スポーツモデル初レディースとボーイズサイズを展開する。 |
2008年 | ディープシー発売。デイデイトⅡ発売。 |
2009年 | デイトジャストⅡ発売。ディープシーの「DEEP SEA」という表記が商標権侵害に当たるとエルジンに提訴され敗訴。 |
2012年 | スカイドゥエラー発売。ロレックスの中で最も複雑機構となっているスカイドゥエラー。2タイムゾーンと年次カレンダー機構を組み入れたムーブメントを搭載している。 |
2013年 | F1の公式計時を開始。 |
2014年 | 2色のセラクロムベゼルを備えた新世代GMTマスターⅡ「116719BLRO」を発表。シードゥエラーが「シードゥエラー4000 116600」として待望の復活。ロレックス唯一のグリーンガラス搭載モデル「116400GV」にNEWカラー「Zブルー」が追加 |
2015年 | 新世代自動巻きムーブメント「Cal.3255」を発表。ヨットマスター初のセラクロムベゼル搭載モデル「116655」を発表。 |
2016年 | セラクロムベゼル搭載モデルの新型デイトナ「116500LN」を発表。エクスプローラーⅠ「214270」がマイナーチェンジ。3.6.9のインデックスにクロマライトが塗布される。新型エアキング「116900」を発表。 | 2017年 | シードゥエラー50周年記念モデル「126600」を発表。「SEA-DWELLER」のロゴが赤で表記される。 |