初代エクスプローラーⅠRef.6350について
- 生産期間
- 1953年から1954年
- ケースサイズ
- 36mm
- 防水性能
- 50m
- 風防
- プラスチック風防
- 夜光
- ラジウム夜光
- ムーブメント
- 自動巻き
- キャリバー
- Cal.A296
- ブレスレット
- リベットブレス(フラッシュフィット一体型)7206/58、リベットブレス(フラッシュフィット一体型)7206/80
製造期間僅か約1年の超希少モデル
1950年代初頭はロレックスのプロフェッショナルモデルの黎明期であり様々な試行錯誤が繰り返されていた為、様々なバリエーションが存在する。それに加え、誕生から70年も経過していることからオリジナルの良い個体を探すことは極めて難しいモデルである。
- ハニカムダイヤル
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Ref.6350のダイヤルのバリエーションはギョーシエ彫りが特徴の通称「ハニカムダイヤル」と「ミラーダイヤル」が存在する。ハニカムダイヤルは、初代サブマリーナーやミルガウスにも見られる仕様となっており、ミラーダイヤルよりも希少性が高いダイヤルである。
- 時分針
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時分針のバリエーションも多数存在する。ペンシル針、ロングベンツ針(時針)、注射針(短針)などの組み合わせも存在する。
- 秒針
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秒針の先端にドットのついたタイプと、大型のドットが付いたタイプに分かれる。
- クロノメーター表記
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初代エクスプローラーⅠの中で唯一、クロノメーター規格を通過したムーブメントを搭載しているRef.6350。そのため「OFFICALLY CERTIFIED CHRONOMETER」とプリントされている。
- ベゼル
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初代エクスプローラーⅠの特徴である高さのあるベゼル。
- リューズ
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ロレックスが特許を取得したツインロックリューズ。王冠マークのしたには「+」の刻印があり、これはスイスを意味するといわれている。
- ムーブメントCal.A296
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ローターの薄型化をしたセミバブルのムーブメントである。ローターには2段階傾斜が付いたダブルアングルスロープが採用されている。