デイトナRef.6240について

- 生産期間
- 1965年から1970年頃
- ケースサイズ
- 37mm
- 防水性能
- 50m
- 風防
- プラスチック風防
- 夜光
- トリチウム
- ムーブメント
- 手巻
- キャリバー
- バルジュー社製Cal.72B、Cal.722-1
- ブレスレット
- リベットブレス7205/71
謎多きデイトナRef.6240
2代目デイトナ(Ref.6262、Ref.6264)よりも少し前から同時期に生産され始めたRef.6240。こちらのモデルの特徴は、スクリューロック式のプッシャーを装備している。一般的にはスクリューロック式のプッシャーが採用されたのは、3代目デイトナ(Ref.6263、Ref.6265)からとされているため、一説には3代目デイトナ(Ref.6263、Ref.6265)のプロトタイプとして作られたとされている。本来なら当時最新のムーブメントを採用するならばCal.727のはずだが、プロトタイプという試作段階の為、Cal.72B、Cal.722-1という古いムーブメントを採用したという見解もある。
Ref.6240のダイヤル

プッシャーがねじ込み式になった為、これまでの防水性能30mから50mへ機能が向上している。ダイヤルにはROLEX、『OYSTER』、COSMOGRAPHとなり、防水を意味するOYSTER(オイスター)の文字がプリントされ、デイトナの弱点であった防水性能の問題に向き合った初のモデルとなった。