プレデイトナRef.6238について

• 生産期間
• 1950年代末から1960年代初期
• ケースサイズ
• 36mm
• 防水性能
• 非防水
• 風防
• プラスチック風防
• 夜光
• トリチウム
• ムーブメント
• 手巻
• キャリバー
• バルジュー社製cal.72B
• ブレスレット
• リベットブレス7205/71

1950年代末から1960年代にかけて生産されたプレデイトナ。生産本数としては約2000本とも言われており、真偽はともかくロレックスの中ではきわめて数の少ない時計であることは間違いない。後のデイトナの基となったデザインとしては、ベゼルではなく文字盤上にタキメーターが付いていた。 シルバーとブラックの2色展開で、後に発売されるRef.6239のパンダ仕様と違って、文字盤がシルバーであればインダイヤルもシルバー。文字盤がブラックならインダイヤルもブラックと統一されていた。文字盤の希少性としてはRef.6238はブラックの方が流通量が少ない。

3つ目のクロノグラフの誕生

1940年代までは、クロノグラフは2つ目ダイヤルが主流であったが、バルジューの72系キャリバーが登場し、それ以降は3つ目のデザインが主流となっていった。3時方向に30分積算計、6時方向に12時間積算計、9時方向に秒針というデイトナの基本のデザインの誕生である。

キャリバー72B

ブレスレット仕様

リベットブレス7205/71

1960年代のデイトナに装備されていた、デイトナの中で最も古いタイプのブレスレットがプレデイトナにも起用されていた。