初代エクスプローラーⅡRef.1655について

- 生産期間
- 1971年から1984年
- ケースサイズ
- 40mm
- 防水性能
- 100m
- 風防
- プラスチック風防
- 夜光
- トリチウム夜光
- ムーブメント
- 自動巻き
- キャリバー
- Cal.1570
- ブレスレット
- 巻きブレス(フラッシュフィット分離型)7836/280、巻きブレス(フラッシュフィット一体型)7836/380、ハードブレス(フラッシュフィット分離型)78360/580
ロレックスの中でも異形のデザインが特徴的
洞窟や極地などの昼夜の区別がつかない環境を想定した新たなモデルとなった初代エクスプローラーⅡ。インパクトのある24時間針とベゼルに刻まれた24時間スケールを見ることで、一目で24時間単位での時間の判別ができる仕様になっている。他のモデルは夜光塗料がドットのタイプが多いのに対してこのモデルはスクエア型の夜光となっている。
ダイヤルは7種類、ベゼルは5種類存在する
初代エクスプローラーⅡの製造期間である1971年~1984年の間に、ベゼルが5種類、ダイヤルが7種類存在する。これらの組み合わせによって価値が大きく変わる。また、生産から半世紀以上も経過している為、各パーツの年代に整合性が取れないものも多く出回っているので注意が必要である。
文字盤は全7種類
5種類のオリジナルダイヤルと2種類の交換用ダイヤルの計7種類に細分化されている。それによって価値も大きく変わるので、厳しいチェックが必要になる。
- 1型ダイヤル
【製造期間】:1970年代前半・【製造会社】:スターン社
1971年から製造され、ストレート針を兼ね備えた、初期型の1型ダイヤルが市場価格で最も高い評価を受けている。【秒針】:1型ダイヤルのみに採用されている秒針で、以降のデザインは秒針に夜光のドットが付いているが、1型ダイヤルにおいてはそのドット夜光がない。通称「ストレート針」という。
【プリント】:クラウンマークが小振りなのが特徴。全ての文字がゴシック体となっている。
【クロノメーター、スイス表記】:全ての文字がゴシック体となっている。
- 2型ダイヤル
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1970年代半ば~1970年代後半・スターン社
- 3型ダイヤル
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1970年代後半・スターン社
- 4型ダイヤル
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1970年代後半~1980年頃・スターン社
- 5型ダイヤル
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1980年頃~1980年代半ば・スターン社
- 6型ダイヤル(交換用)
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交換用トリチウム夜光・バイエラー社
- 7型ダイヤル(交換用)
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交換用ルミノバ夜光・ロレックス社
ベゼルは全5種類
- 1型ベゼル(対応ダイヤル:1型)
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太字のフォントで、数字はベゼルの内側寄りにレイアウトされている。
- 2型ベゼル(対応ダイヤル:1型・2型・3型・4型)
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太字のフォントで、数字はベゼルの中央にレイアウトされている。
- 3型ベゼル(対応ダイヤル:4型・5型)
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細字のフォントでレタースペースが狭いのが特徴。
- 4型ベゼル(対応ダイヤル:5型)
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細字のフォントでレタースペースが広い。1の形状が特徴。
- 交換用ベゼル
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細字のフォントで、数字も数字の間の縦棒もベゼルの中央寄りにレイアウトされており、しっかりと余白が確認できる。