2019.2.14

ファット4とは?2019年最新。グリーンサブを解説

そもそもサブマリーナとは?

1953年頃に誕生し、現在に至るまで進化を遂げ、半世紀以上愛され続けるロレックスの人気モデル。
・ダイバーズウォッチとして、水中で活躍する高い防水性能と機能を持つ。
サブマリーナRef.116610LN

サブマリーナならではの特徴とは?

・水中等の視界が悪い場所での視認性を高めるための見やすいインデックス
・防水性能300m
・ダイビングスーツの着た状態からでも、時計を脱着できるブレスレットのエクステンション機能
・潜水時間を測定する際の事故防止の為、逆回転防止ベゼルを装備

サブマリーナにはカレンダー機能が付いているモデルと付いていないモデルの2種類

サブマリーナデイトとノンデイト
・元々はカレンダー機能がないモデルであったが、1965年頃からカレンダー機能付きの「サブマリーナ デイト」が誕生し、カレンダー機能無しのモデルとの2タイプとなった。基本的にはカレンダー付きのモデルの方が高値で流通している。(但しヴィンテージやレアリティなモデルによってはその限りではない)

数十万円台~数千万円クラスの様々なサブマリーナが存在する。

・1950年代から2019年に至るまで、マイナーチェンジから大規模な仕様のチェンジを繰り返している為、
製造年代に応じた型番や仕様・ムーブメント(機械)に違いがありそれぞれの年代にファンがいる。
・また映画などで有名俳優が着用していたモデルなどは爆発的に価格高騰する傾向。

グリーンサブマリーナは2003年に誕生。

・サブマリーナ生誕50周年を記念してグリーンサブマリーナ(Ref.16610LV)を発売開始。これまでステンレス仕様のサブマリーナには「ベゼル」が黒一色に統一されていたが、緑のベゼルが採用された。
・元来のデザインの黒ベゼルのサブマリーナ(Ref.16610LN)も併行して販売されていた。
・発売当時は黒ベゼルの方が断然人気が高く、グリーンベゼルのタイプは黒ベゼルと比較すると売れ行きがかなり悪かった印象。

グリーンサブマリーナ(Ref.16610LV)は、2019年現在では製造は終了している。

16610LVと116610LVの違い
・製造期間は、2003年~2010年まで。以降は、116610LVと型式が変更され、見た目の大きな変更点としては(ベゼルは緑、文字盤は黒)⇒(ベゼル・文字盤ともに緑)となった。

グリーンサブマリーナの製造初期に存在するファット4とは?

・グリーンサブマリーナ16610LVの中でも2003~2004年(シリアル番号で表すとY品番・F品番)の僅かな期間のみ生産された珍しいモデル。
ファット4の違い

ファット4の中でも更に細分化されて、プレミア度が変わる

・「SWISS MADE」表記が左写真の方が僅かにレタースペースが大きい。これを「BIG SWISS」という。
ビックスイスとは
・左写真のベゼルカラーの方が淡い色をしている。生産初期に見られるもので、この特徴的なカラーを「ライムグリーンベゼル」という。
ライムグリーンベゼルとは

ファット4とこれらの特徴の様々な組み合わせでマーク1からマーク4まで細分化されている。

【マーク1】⇒ファット4+ライムグリーンベゼル+ビックスイス
【マーク3】⇒ファット4+ライムグリーンベゼル

流通相場を比較すると、マーク1>マーク3となる。
※マーク2とマーク4はファット4の形ではなく通常の形状。

ファット4がプレミアモデルとして認識され始めた時期は?

・ファット4として認知は生産中止になる以前からあったが、その希少性に目立った付加価値はなく、通常モデルと一線を画すようになるのは2011年以降。生産が完全に終わってからという事になる。

2019年に至るまでのファット4の販売価格の変動

ファット4の2010年からの相場推移
さすがにステンレスモデルで300万円台ともなると、相場の伸びに陰りが見え始める。プレミアモデルとは言え、サブマリーナを300万円で欲しいと思う人は極端に減るだろう。ファン達がこの相場を支えぬくか、300万円の魅力はないと判断するか。後者と判断されれば崩れるのは早い。今後の動向が非常に気になる。

ファット4だけじゃない!グリーンサブマリーナ自体の価値も高騰している。

~2011年頃までは、徐々に相場は高まっていたものの60万円台で購入できた。8年経過した現在では、現在の販売相場は160万円前後となっているので、毎年約12.5万円ずつ価値が上がっている計算である。

ファット4を購入する際は気を付けること。

例えば、個人オークションや、海外サイトなど悪質な出品者に出会うリスクのある購入方法は、我々のような時計業界で働く人間でも恐い。ファット4のベゼルだけ取り換えた年式の合わないものや、時計自体は本物だがベゼルだけが偽物なんて事も考えられる。元のシリアル番号を削り新しくでたらめなFやYから始まるシリアル番号に打ち換える超悪質な手口だって考えられる。製造年代とマークいくつの仕様がマッチングしているか、保証書と時計本体のシリアル番号は一致しているか、ディティールを丁寧にチェックしなければいけない点が多いので注意が必要である。

おすすめ記事

  • スマートウォッチに乗り換える人が続出!?スマートウォッチに乗り換える前に注意しておきたいことのまとめ。

  • スマートウォッチに乗り換える人が続出!?スマートウォッチに乗り換える前に注意しておきたいことのまとめ。
  • この記事を見る
  • 2018.6.27
  • アンティークロレックスは売却先を間違えると大損する可能性があるのでご注意を!

  • アンティークロレックスは売却先を間違えると大損する可能性があるのでご注意を!
  • この記事を見る
  • 2018.6.13
  • ロレックスの傷をホームセンターで売っているものだけで消してみた。

  • ロレックスの傷をホームセンターで売っているものだけで消してみた。
  • この記事を見る
  • 2018.7.12
  • 国産の雄、グランドセイコーの進化

  • 国産の雄、グランドセイコーの進化
  • この記事を見る
  • 2019.5.11
  • ロレックスGMTマスターⅡ116710LNを購入しました。

  • ロレックスGMTマスターⅡ116710LNを購入しました。
  • この記事を見る
  • 2018.6.22