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【簡単解説】スカイドゥエラーの使い方

【簡単解説】スカイドゥエラーの使い方

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ロレックスの中でも一際異彩を放つモデルは何と言ってもスカイドゥエラーでしょう。金無垢またはコンビモデルしか存在しない高級ラインであることに加え、その機能も唯一無二です。

スカイドゥエラーのコンセプト

世界を旅する旅行者のための時計。
24時間表示ディスクにより第二時刻を示すデュアルタイム機能と、年に一度2月末のみ手動でカレンダー調整を行えば他の月は調整不要であるアニュアルカレンダーを搭載したスカイドゥエラー。ロレックスで唯一コンプリケーションモデルです。 ロレックスの美学は、複雑機構を持った時計でもそのための余計なボタン等を搭載せず、外観に影響を及ぼさずに作ること。ベゼルを回転させることでリューズが連動する箇所を変えています。

使い方

ホームタイムの設定
1.まずはリューズを1段引きます。カレンダー付のモデルは通常リューズを2段階引けますが、スカイドゥエラーは1段階のみです。 2.ベゼルを反時計回りに止まるまで回します。スカイドゥエラーのベゼルは4か所のポジションがあります。 3.リューズを回し、文字盤内にある24時間ディスクをホームタイムに合わせます。針も動きますが気にせず一旦はディスクの時間だけを合わせます。今回は18時に合わせました。 ホームタイムとは自国の時間を知るためのものです。海外に行き時計を現地時間に合わせても日本の時間を知ることが出来る機能です。
ローカルタイムの設定
1.ベゼルが反時計回りに回り切った状態から1段階時計回りに回します。 2.リューズを回すと短針のみが動きますのでローカルタイムを合わせます。 12時を過ぎる際に日付が変わることと変わらないことがありますので、これで午前午後を区別します。今回は4時に合わせました。 自分が現在いる場所の時間(ローカルタイム)を合わせ、これで2ヶ国の時間を知ることが出来ます。 月・日付の設定 1.ベゼルを反時計回りに回しきった状態から2段階、ローカルタイム設定ポジションから1段階、時計回りに回します。 2.リューズを回し、月と日を切り替えます。月の表示は5時インデックスの外側が赤くなっている場合5月を表します。日付が31から1に変わる瞬間に6時、7時と変わっていってるのがお分かりいただけますでしょうか。 アニュアルカレンダーは月の大小、30日までの月と31にまでの月を自動で区別します。 例えば4月は30日までですので5月1日には、通常の時計なら「31」と表示されているところですがスカイドゥエラーの場合はきちんと「1」と表示されます。 ただし2月だけは28日と29日がありますので自動で切り替えることは出来ません。1年で唯一3月1日だけはカレンダーがずれて表示されてしまいますので手動修正が必要です。 全ての設定が終わったらベゼルを時計回りに止まるまで回しておくと分かりやすいと思います。 反時計回りに回し切り、1段階ずつ時計回りに回して各設定を行います。先にローカルタイムを設定してもホームタイムを設定する際に動いてしまうので、この順番で設定すると覚えておけば問題ありません。

ロレックスのこだわり

他のメーカーの複雑機構を搭載した時計は一目見た瞬間に、様々な機能が搭載されていることが分かります。複数の針、カレンダー表示用の複数の小窓、それら機能のために追加されたボタン。確かにカッコイイのですが実用面はどうでしょうか。視認性も悪くなります。また、複雑さをアピールしたいなら年次カレンダーではなく永久カレンダーを選ぶべきではないでしょうか。しかしそれでは故障のリスクも高まります。定価もメンテナンスも高額になります。 ロレックスは実用時計のみを作りたいんだと思います。コンプリケーションモデルであってもブレないロレックスのこだわりが感じられるモデルこそが、スカイドゥエラーなのです。

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