時計店スタッフが選ぶ時計は高く売れるのか。 | 時計買取.biz|おすすめの『最大10社一括査定』

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時計店スタッフが選ぶ時計は高く売れるのか。

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時計店に勤務し、日々数多くの時計を扱っている私ですが、自らの愛用の時計として選んだのはこちらです。 ヴァシュロンコンスタンタン オーバーシーズ 47040/B01A-9093 世界三大時計メーカーの一つで、世界最古の時計メーカーでもあるヴァシュロンコンスタンタン。 創業は1755年。創業した年だけで見ればより古い時計メーカーはありますが、現在まで途切れることなく継続して時計を作り続けてきたという意味では世界最古となります。 ムーブメントにはジャガールクルト製がベースとして使用されていますが、2社は1938年に業務提携をしたこともあり、付き合いの長い関係です。 こちらは同社を代表するスポーツモデル、オーバーシーズの第2世代モデルです。 第1世代と比べると結構違うことが分かります。 第1世代オーバーシーズ 42042/423A-8890 第2世代ではムーブメントも変更され、ブレスレットはマルタ十字をイメージしたデザインになりました。一目でヴァシュロンコンスタンタンの時計であることが分かるこのブレスレットは私のお気に入りのポイントです。このマルタ十字が商標登録された理由は、当時の時計に使われていた部品がマルタ十字に似ていたからと言われています。 裏蓋にはイタリアの探検家 アメリゴ・ヴェスプッチの帆船が刻印され、オーバーシーズの名を表すように大海原を駆け抜けるイメージです。 ちなみに現行型は第3世代となります。 第3世代オーバーシーズ 4500V/110A-B126 現行型ではムーブメントが自社製になり、ケースサイズは第2世代の42mmから41mmへと変更されました。ムーブメントまで自社にて一貫製造し、時代のトレンドに合わせてサイズを微調整。進化を止めない意欲的な姿勢が伺えます。 ライバルとしてよく比較される時計は、かのパテックフィリップ ノーチラスと、オーデマピゲ ロイヤルオークです。 パテックフィリップ ノ-チラス 5711/1A-001 丸みを帯びた8角形のベゼルが特徴的です。ノーチラスと言えば「海底2万マイル」に出て来る潜水艦ですが、このベゼルは潜水艦ノーチラス号の舷窓をイメージしたデザインになっています。特徴的なのはその薄さで、極上の着け心地を実現しています。秀逸なデザイン性はもちろんのことながら実用面も大事にするのはパテックフィリップ社の特徴です。現代におけるスポーツウォッチの頂点は間違いなくノーチラスでしょう。

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